フォローアップ

2014年8月27日に開催のMacZoo 2014の「Keynoteのプレゼンスライドをブラッシュアップ」セッションのフォローアップです。

最終更新日: 2014年9月2日 8:41 am

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FAQ

いただいたご質問やコメントへの回答です。

プレゼン資料の語尾に読点は用いないのが一般的なのですか?
はい、一切不要と考えます。言い換えれば、文章でなく、単語、短文であるべきです。
もっと対象を絞って深く知りたいと思いました。例えば、「フォント」や「図表」にフォーカスするなど。
こちらをご覧ください。
Windows + Microsoft Office 環境でのおすすめフォントがありましたらご紹介をお願いします(フリーのフォントでも結構です)。「そもそもウエイトのバリエーションがあり過ぎるて初心者には使いづらい」とか、なかなか決定打が見つかりませんでした)
Source Han Sans(源ノ角ゴシック)/Noto Sansがよいと思います。たとえば、MとL、BとRをキホンの組み合わせとして使うように、などのガイダンスをされるとよいと思います。
Keynoteが組版に非力なのは言うまでもないですが、鷹野さんのスライドを見るかぎりひと手間掛けているのは一目瞭然です。やっぱりInDesignなりIllustratorとの合わせ技ですか?
Illustratorで入力し、カーニング/文字組みアキ量設定などを行ったものをKeynoteにコピー&ペーストしています。Keynoteで入力した方が圧倒的にハンドリングがよいのですが、手動カーニングを行うとなると、膨大な時間がかかるためです。
なお、源柔ゴシックのPをついたものを使うと、Keynoteでも詰まります。

残りのネタなど

残りのネタを聞きたかった、という声をたくさんいただきました。ダブりますが、改めてまとめたものです。列の区分けが統一されていないところがありますが…

カテゴリ トピック サブ
フォーマット Keynoteのテンプレートを疑おう マスタースライドには欧文フォントが指定されたまま 「グラデーション」テーマを選択すると、数字の「1」と小文字の「l」の見分けが付かない
Keynoteテンプレートの見出しと本文のジャンプ率を疑おう 見出しが大きめ 伝えるべきは、そのページのコンテンツ。見出しは本文と同じサイズ、また、トーンを落としていい
箇条書きボックスの上下位置 デフォルトは天地中央 上揃えに変更する(ページによって“ツラ”がブレる)
箇条書きボックスの左右位置 デフォルトは左揃え コンテンツ量によっては、みかけセンターに調整する
箇条書き 中央揃えしない (ブレットを揃えるべき)
画面構成を疑おう 「タイトル、箇条書き、画像」など左右分割は時代遅れ 画像はなるべく大きく
画面要素、本当に必要ですか? タイトル、会社名、著作権情報、ノンブル、すべて不要 (公開時には必要なものがあるが、投影するものとしては不要)
画面の1/4は使えないと割り切る 多くの会場では、前の方の後頭部で隠れて見えない
ベースとなるスライドの背景色を考慮する 白、黒、蛍光色は避けること
スライド 1スライド1メッセージ 内容が複数の場合には、スライドを分ける
“埋め草”を入れない 余白をクリップアートなどで埋める必要はない
段階アニメーションは、複数スライドに分ける アニメーションよりも「マジックムーブ」m3 配付資料作成時に困らないし、チェックしやすい
箇条書きは表/図解にできないか検討する 箇条書きは、項目同士の関係を伝えることができない
「The end」のスライドを作る:拍手ハック    
Keynote運用 塗り/線/影/透明度などの情報は流用できる [フォーマット]メニューの[スタイルをコピー]
塗り/線/影/透明度などのデフォルトは変更できる [フォーマット]メニューの[詳細]→[現在のマスターの図形を定義]
アニメーションは流用できる [フォーマット]メニューの[アニメーションをコピー]
文字 リンクの下線 command+Uで消しておく どうしても付けたければ自分で線を引く
リンク以外の下線 基本的に使わない リンクっぽくない下線に
金額や日付など、単位は小さくする    
複数行で構成するフレーズは行間をアケすぎない 別のフレーズに見えてしまう  
ナリユキで改行しない 意味の区切り(文節)で改行する  
縦方向の揃えには透明の表組みを利用する    
横方向に目線を誘導するにはゼブラテーブルを使う    
グラフィック処理 むやみにドロップシャドウを使わない 不要なのに付けていて、かえって読みにくいケースが少なくない
時代のムード(フラットデザイン)としても不要
背景色と文字のカラーのコントラストに注意 Mac OS Xの[アクセシビリティ]で[グレースケールを使用]をオンにしたり、モノクロプリンターで出力してみるとよい
色覚障害にも配慮したい Illustrator、Photoshopにはシミュレーション機能がある
背景画像で“なぞかけ”しない:「その心は?」(大喜利フォト)    
アイコンフォントを積極的に利用する Font Awesome  
  Alfred+workflowで入力しやすく  
Firefoxから画像をドラッグ&ドロップするにはDragonDropを使う    
ブラウザのキャプチャにはガワを付ける    
大きさの相対感を合わせる    
写真の方の顔の向き 中央に  
フォント ヒラギノ角ゴW8など、太い文字は避ける 画数が多い文字は“つぶれて”しまい、読みにくい  
たくさんのフォントを使わない 基本的に1種類(2ウエイト)  
表記 正確な文言を使う 固有名詞 fb/Facebook
  大文字・小文字 WEB/Web
  口(クチ)とロ(ろ)  
適切にひらく   こと/もの/とき、できる
カタカナ   楽をする/ラクをする
無駄→ ムダ
表記揺れ 送り仮名 (見積り、見積もり)
  音引き サーバ、サーバー
文法 句読点 、と,(日本語内)
  リーダー 、、、。。。
文章にしない   。は使わない
業界用語、社内用語(ジャーゴン)    
アケ組にしない 「日 付」  
文字ツメ 適切にカーニングすると圧倒的に読みやすい 私の場合、Illustratorで入力してからKeynoteにコピー&ペーストしています。
トーン 立ち位置   「思います。」はNGワード
    使ってみてはいかがでしょうか。:占いみたい
敬語   「させていただきます」などのバイトを避ける
英語 不要な英語を使わない agenda(目次を指すが不適切)
    グロナビの英語
    「Please Call Me!」→「Please call me "Ham"」

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