『効率的なサイト制作のためのDreamweaverの教科書(CS5.5対応版)』

本書のサポートは終了しました。

基本情報

Web制作ソフトDreamweaverの定番教科書、CS5.5対応版の登場です。 
Dreamweaverの基本が一通りわかって、「もっと現場で役立つスキルを身につけたい!」という方に最適な内容になっています。

本書は、「PART1 Dreamweaverを知る」(総論)、「PART2 Dreamweaverを学ぶ」(知識編)、「PART3 Dreamweaverで作る」(演習編)の3部構成になっています。
Part1では、Dreamweaverを用いたざっくりとした制作フローについて解説しています。
Part2は辞書・リファレンスとして使えるように構成してあります。調べたいこと、知りたいことからお読みいただけます。また、Part3のサンプルを実際に作成しながら、出てきたトピックを必要に応じて参照することで、より深く理解していただけると思います。
Part3では、実際にサイトを構築するという前提で、サンプルを作成していきます。まず1ページをモデルとして骨組みをマークアップし、さらに作り込みます。これをDreamweaverテンプレートに変換して各ページを作成。それぞれのページを作り込みます。さらに、マルチデバイスに対応するために、同じHTMLを使いながらデバイスのサイズによって異なるCSSを読み込ませるレスポンシブ・デザインを実装するワークフローを通して学んでいただけます。

HTML5やCSS3といった次世代規格への対応、iPhone/iPad用のサイト制作など、現在一番ホットなトピックもきっちり解説。 またCS5.5から機能追加されたjQuery Mobileを使ったページ作成やPhoneGapによるアプリ作成についても取り上げています。

現場のニーズを知り尽くした著者がきっちりおしえる、Dreamweaverの「使える」スキルを身につけたい方から、「脱初心者」を狙っている方、現在案件として増えつつあるスマートフォン対応サイトなどの制作フローをDreamweaverでマスターしたい方まで役立つ解説書です。
Dreamweaver CS5.5対応ですが、CS5/CS4についても適宜解説しています。

フライヤー(PDF、2ページ、4.3MB)

はじめに

私自身、Web制作の現場に10 年以上いて、今でも実際に手を動かして仕事をしていますので、Dreamweaverは、日々の作業に欠かせないアプリケーションです。

それと平行して、Dreamweaverに関するセミナーの講師を担当したり、Dreamweaverに関する書籍などを執筆してきました。その中で感じるのは、個々の機能説明よりも全体像、作業のワークフローが知りたいというニーズです。そこで本書では3部構成にしています。

PART 1ではざっくりとした制作フローについて解説しています。PART 3では、実際にサイトを構築するという前提で、まず1ページをモデルとして骨組みをマークアップし、さらに作り込みます。これをDreamweaverテンプレートに変換して各ページを作成。それぞれのページを作り込みます。

さらに、マルチデバイスに対応するために、同じHTMLを使いながらデバイスのサイズによって異なるCSSを読み込ませるレスポンシブ・デザインを実装するワークフローを通して学んでいただけます。PART 2は辞書・リファレンスとして解説していますので、PART 3で手を動かしながら必要に応じて参照してください。

Dreamweaverは、デザインビューやライブビューを通して、視覚的に確認しながら作業できるアドバンテージがあります。しかし、HTMLだけでなくCSSも、実際、裏側で行われているのはソースコードを出力する、という処理です。Dreamweaverの使い方に慣れることも重要ですが、ソースコードを理解し、作業の裏でどのようなソースコードが書かれているのかを意識しながら作業してみてください。Webサイトを構成しているHTML、CSS、JavaScriptのソースコードは、すべて見ることができます。手間を惜しまず、たくさんのサイトのソースコードを読むよう心掛けましょう。

この書籍では、素晴らしいサンプルサイトをデザインし、コーディングしてくださった松田直樹さんをはじめ、多くの方々にご協力いただきました。この場を借りて感謝します。

2011年8月 鷹野雅弘

目次

項目名 ページ

Part 1

Dreamweaverを知る

 009
Theme 1 Dreamweaverを起動する前に  010
Theme 2 Dreamweaverでの制作フロー  012
Theme 3 Dreamweaver の歴史  016

Part 2

Dreamweaverを学ぶ

 017

Lecture 1 Dreamweaver の基本

 
1-1 Dreamweaverの画面構成  018
1-2 環境設定  023

Lecture 2 サイト定義

2-1 ローカルサイトを定義する  038
2-2 サイトを定義する( Dreamweaver CS4)  042

Lecture 3 コードビューの活用

3-1 ソースコード編集の基本  044
3-2 スニペット  052
3-3 検索・置換  054
3-4 拡張機能を使ったコード編集  058

Lecture 4 HTMLのマークアップ

4-1 マークアップの基本  060
4-2 Dreamweaverでのマークアップ  065
4-3 ブロックレベル要素のマークアップ  066
4-4 IDやクラスの付加  075
4-5 テーブルのマークアップ  076
4-6 フォームのマークアップ  084
4-7 クイックタグ編集  088
4-8 Dwでのコーディングの注意点  091
4-9 バリデート  092

Lecture 5 CSS

5-1 CSSの基本  094
5-2 CSSに関する環境設定  100
5-3 HTMLにCSSを適用する方法  104
5-4 メディアタイプとスタイルレンダリング  108
5-5 [CSSスタイル]パネル  110
5-6 CSSルールの作成の流れ  112
5-7 CSSの優先順位と継承  115
5-8 CSS編集に便利な機能  118

Lecture 6 リンク

6-1 リンクの設定  120
6-2 リンクチェックとリンクの変更  125
6-3 ロールオーバー  127

Lecture 7 画像

7-1 Web画像のファイル形式  130
7-2 画像の挿入  132
7-3 画像の編集  136
7-4 Photoshopとの連携  138
7-5 Fireworksとの連携  142

Lecture 8 制作効率化の機能

8-1 アセット  144
8-2 ライブラリ  146
8-3 テンプレート  150

Lecture 9 Microsoft Officeファイルとの連携

9-1 Wordとの連携  160
9-2 Excelとの連携  163

Lecture 10サイトの公開とグループワーク

10-1 公開前のチェック事項  166
10-2 クローク  168
10-3 リモートサイトの定義  170
10-4 アップロード  172
10-5 グループワーク  174

Lecture 11 HTML5やCSS3、スマートフォンへの対応

11-1 HTML5やCSS3への対応  178
11-2 スマートフォンへの対応  186

Part 3 Dreamweaver で作る

 195

Practice 1

基本構造のマークアップ

196
Step1 サイト定義とクローク  198
Step2 新規ファイルの作成とHTML5でのコーディング  200
Step3 head要素内の設定  202
Step4 Zen Codingによるマークアップ(準備編)  205
Step5 Zen Codingによるマークアップ  207
Step6 HTMLファイルをバリデート(検査)する  211
Step7 CSSファイルのリンク  212
Step8 CSSに関する環境設定  214
Step9 CSSによるスタイル設定(1)背景画像、フォント  215
Step10 CSSによるスタイル設定(2)レイアウト  218
Step11 CSSによるスタイル設定(3)段組  222
Step12 デザインタイムスタイルシート  225
Step13 画像の挿入  226

Practice 2

各パーツの作り込み

228
Step1 ヘッダー領域のマークアップ  230
Step2 ヘッダー領域のCSS設定(1)  234
Step3 ヘッダー領域のCSS設定(2)  239
Step4 ページタイトルのマークアップとCSS設定  241
Step5 サイドバーのマークアップとCSS設定  242
Step6 フッター領域のマークアップ  244
Step7 フッター領域のCSS設定  247
Step8 Googleマップの挿入  252
Step9 Web Fontsの適用  253
Step10 ロールオーバーとアニメーション設定  254

Practice 3

マルチデバイスへの対応

256
Step1 デバイス別にCSSファイルを設定する  258
Step2 レイアウトを確認する  262
Step3 レイアウトを調整する  264

Practice 4

Dwテンプレートとページ作成

268
Step1 複数のページで使う共通部分をテンプレートに登録  270
Step2 テンプレートから「子ページ」を作成する  273
Step3 テンプレートファイルの修正を反映する  276
Step4 body要素のclass属性を変更し、CSSを切り替える  278
Step5 特定のページだけ表示させない条件付けを行う(1)  281
Step6 特定のページだけ表示させない条件付けを行う(2)  283
Step7 特定のページだけ表示させる条件付けを行う  286

Practice 5

各ページの作り込み

288
Step1 コンセプト(concept.html)  290
Step2 会社概要(company.html)  294
Step3 商品(products.html)  300
Step4 お問い合わせ(contact.html)  307
Step5 トップページ(index.html)  314
Step6 Internet Explorer 対応  320

サンプルデータ(作例)

サンプルサイト(架空の家具工房「シットバックチル工房」)

ダウンロード

Part 3「Dreamweaver で作る」のチュートリアルの所要時間とダウンロードデータです。

  タイトル 所要時間 ページ数
Practice 1 基本構造のマークアップ 30分 32
Practice 2 各パーツの作り込み 60分 28
Practice 3 マルチデバイスへの対応 20分 14
Practice 4 Dwテンプレートとページ作成 30分 20
Practice 5 各ページの作り込みとIE対応 50分 32

メモ

画像ファイルについて

『効率的なサイト制作のためのDreamweaverの教科書』(CS5.5対応)では素材辞典シリーズの画像を 「サンプル画像」として使用しています。

ご使用にあたって

本書籍用のウォーターマーク入りサンプル画像(以下、「本画像」という)は、素材辞典シリーズの製品と仕様が異なります。本画像のご使用にあたっては、以下の事項をご確認のうえ、ご利用ください。
本画像を営利・非営利を問わず、本書籍を用いた学習用途以外の目的にご使用になる場合は、別途、製品版の素材辞典シリーズをご購入ください。
データクラフト社は、本画像の著作権、又は使用を許諾する権利を有しています。データクラフト社は、本画像を使用した場合に発生した如何なる障害および事故等についても、一切責任を負いません。

「素材辞典」シリーズについて

素材辞典シリーズは、プロユースのハイクオリティなRFフォトコレクションです。人物を始め多彩なテーマの追求と高品質なデータは、印刷はもちろん、マルチメディア、Webデザインなど幅広い用途にご利用いただけます。
素材辞典シリーズは、webサイトにてダウンロード販売、およびCD-ROMにてご提供しています。

素材辞典シリーズはデータクラフトが運営する下記サイトからご購入頂けます。

製品情報

素材辞典、sozaijiten、iamgenavi, Datacraft は、データクラフト社の登録商標です。

正誤表

初版の正誤情報

ページ 場所

備考

p.223 中央 .list-2column li: nth-child(2n) { .list-2column li:nth-child(2n) { ※li:の次に
半角スペースは不要です。
p.224   .list-3column li: nth-child(3n) {
.list-3column li:nth-child(3n) {
p.224   .list-4column li: nth-child(4n) {
.list-4column li:nth-child(4n) {
p.230 リード abbrebiation abbreviation  

重版での正誤情報(1)

ページ 場所

備考

p.207 図版 div.main-column article.main-column  

重版での正誤情報(2)

下記については誤りではありませんが、不要なため、三刷て修正しています。

ページ 場所

備考

p.210

[10] 「section>ul.list-3column>li*3>(h3
{Heading}+p{Lorem ipsum dolor sit amet})」を入力し、
「section>ul.list-3column>li*3>h3
{Heading}+p{Lorem ipsum dolor sit amet}」を入力し、
()は不要
p.210 [11] 「section>ul.list-4column>li*4>(h3
{Heading}+p{Lorem ipsum dolor sit amet})」を入力し
「section>ul.list-4column>li*4>h3
{Heading}+p{Lorem ipsum dolor sit amet}」を入力し
()は不要
p.222 CSS #header,
#footer,
.wrapper,
.main-column,
.sub-column,
.column2-left,
.column2-right,
#main ul li {
color: #fff;
background: url(../images/white30.png);
}
#header,
#footer,
.wrapper,
.main-column,
.sub-column,
#main ul li {
color: #fff;
background: url(../images/white30.png);
}

.column2-left,
.column2-right,

は不要

 

お知らせ

日付 お知らせ事項
2月17日 増刷(三刷)が決定しました。
2月10日 3月1日、クリーク・アンド・リバー社で開催される「クリ☆ステ」Vol.1に鷹野雅弘が出演します。
12月7日 1月12日にKDDIウェブコミュニケーションズ セミナールームにて開催する「CSS Nite back2basic」セミナーに鷹野雅弘が出演します。
11月29日 増刷が決定しました。

サポート窓口

本書のサポートは終了しました。

著者プロフィール

サンプルサイトは、松田直樹がデザイン、コーディングを行いました。

鷹野 雅弘 (たかの・まさひろ)

株式会社スイッチ

Webサイトの構築やコンサルティングを中心に、WebやDTPに関しての講演やトレーニングのほか、スクールなどのカリキュラム開発も手がける。テクニカルライターとして10冊以上の著書を持つほか、書籍の企画や編集なども行っている。

主な著書に『10倍ラクするIllustrator仕事術 ~ベテランほど知らずに損している効率化の新常識(CS5.1対応版)』(共著、毎日コミュニケーションズ、『できるクリエーターDreamweaver独習ナビ』(インプレス)、『Illustrator CS4 完全制覇パーフェクト』(共著、翔泳社)、企画編集を行った書籍に『現場のプロから学ぶXHTML+CSS』(毎日コミュニケーションズ)など。

松田直樹 (まつだ・なおき)

株式会社まぼろし

当初身を置いていたゲーム業界にて、デザイナーにPhotoshopを教えてもらい、デザインの持つ力に驚愕した後、Web業界に転身。

2008年に株式会社TSUDUMIを設立、現在に至る。テーマパークの開設運営で培った企画力を生かし、デザイン、マークアップ、プログラムといった幅広い業務を担当している。

2011年、株式会社まぼろしと合併。

趣味が高じて、歴史系Webクリエイターという職が確立できないか、模索中。

歴史雑談録

セミナー情報

次のセミナーでご紹介予定です。

日程 セミナー名 場所 有料/無料
3月1日 「クリ☆ステ」Vol.1 麹町 有料
2月18日 CSS Nite in FUKUI, Vol.5 福井県 有料

以下のセミナーでご紹介しました。

日程 セミナー名 場所
1月12日 CSS Nite back2basic #2「Dw」 麹町
12‎月11日 効率的なサイト制作のためのDreamweaver活用セミナー 都内
11月25日 CSS Nite redux, Vol.5
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